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一人暮らしの自炊が本当にコスパの良い食生活を送れるのか1か月検証してみた

1か月の自炊生活

一人暮らしを始めると最初にぶつかる壁が「自炊」ですよね。あるいは最初は楽しみで張り切りすぎちゃうけど、すぐに燃え尽きて全然作らなくなる。

僕は完全に後者に当てはまるタイプで、燃え尽きてしばらく時間が経つとまた自炊への熱が上がる性格でした。

ただ、はたしてこの自炊が、本当に一人暮らしの食生活をプラスにしてくれるのか疑問に思ったので、自分で1か月継続してみました。

1か月自炊を継続してみようと思ったきっかけ

世間的には自炊という言葉がなんとなく「きちんとしてる」みたいな印象を持たれますよね。

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アル・パカ男

一人暮らしなんですか、そうですか、じゃあ自炊なんかもするんですか??

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Alu・Paka

え、あはあ、まあ。自炊たまにしますね…。

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アル・パカ男

えーすごい、偉いですねー。お金かからないし、健康的ですもんねー!!

なにが偉いんだかよく分かりませんけど、こういう反応を返されることは非常に多いです。

決して嫌なわけではありませんが、自炊してることがすぐさまポジティブな印象とイコールになってしまうのに違和感がありました。料理が苦手な人もいるし、自炊にかける手間をほかの時間に充てるほうが価値があると思う人もいるからです。

あくまで僕が検証できる範囲に限りますが、自ら1か月自炊をしてみてメリットやデメリットを確認してみたくなりました。

本当に自炊はコスパが良く健康的なのか

1番気になるところですが、本当に自炊=経済的でコスパが良いのか。そして外食や買い食いなどより健康的なのか。

これはひとまず僕はどちらにも否定的でした。所帯ならまだしも、一人暮らしにおいてはかえって高くつくと思ってます。

健康面に関して外食で危惧されるのは味付けの問題が多いでしょう。とくに塩分量。そして食べるものが偏れば外食だろうと自炊だろうと健康に悪いです。

自分で作って食事バランスまで考えないといけない分、自炊のほうが難易度は高いですよね。

毎日食事を用意する大変さを知る

最近は世論で家庭内のジェンダーレス化がありますよね。女性の社会参画、専業主夫のありかたなど、仕事と家事の垣根が男女間でフラットになってきています。

とくに家事は昔からその重要性や苦労が軽んじられてきた印象があります(平成生まれの僕の感覚です)

それが近年では家庭を支える大切な役割としてクローズアップされる機会が増えました。見えない家事なんて言葉も生まれましたね。

食事はただ作る手間だけでなく、メニューを考え、栄養や味の好みを考慮し、買い出しと片づけという調理前後の労もあります。

そういった苦労への理解の一端となればいいなと思い立ちました。

「自炊してます」って言えるラインを引きたい

さきほどのアルパカ同士の会話のように、自炊をしてるのかどうか聞かれると微妙に返答に詰まります。

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Alu・Paka

自炊?してまs…(あーでも先週は全部外食だ)

だって自炊するときはするし、外食するときはする。じゃあどれくらいの頻度で自炊してたらいいのか。何を作ったら自炊といえるものなのか。

そんなに難しく考える必要はないかもしれませんし、相手もそこまで本気で訊ねてはいないと思います。それでも嘘にならず見栄も張らない最適な答えを返したいのです(笑)

1か月(ほぼ)毎日自炊を継続しました

一人暮らしを始めて5年以上経過しますが、これまでは多くても週に3回程度の自炊でした。でも料理は好きです。

「面倒だな~」と言いながらもなんとか1か月記録を残したので、1週間ずつに区切って4つの記事で分けました。

自炊をしてない日があったり、僕の生活リズムの都合で食数にばらつきがあってルールもがばがばですが、そこは大目に見ていただきたいです(笑)

1週間目

自炊生活1週間目

リンク自炊の記録【1週間目】

月の初日に、継続して自炊をしてみようかなと思い立ち実行し始めました。

正直「1か月なんて先が長い」とわずかに後悔しました。別に誰かに宣言していたわけでもないので、面倒すぎてやめようかと決意が揺らぎました。

2週間目

自炊生活2週間目

リンク自炊の記録【2週間目】

料理そのものは好きなので、なんとか気持ちを軌道に乗せれば続けられるんだなと変化が生まれました。

それから美味しいものを作れると本当に嬉しくなる。誰かに食べてもらいたくなります。

3週間目

自炊生活3週間目

リンク自炊の記録【3週間目】

レパートリーや品数を増やすのと、食材が余らないように適切に管理するのを両立するのが超難しい

どうしても余りものが続くと、ガラッと味の違うものを食べたいなと思うようになります。中華食べたい。

4週間目

自炊生活4週間目

リンク自炊の記録【4週間目】

家をあけていたので外食が少し増えたのですが、やりきった達成感があります。

(ほぼ)毎日自炊という形でゆるく継続したのは正解でした。毎日絶対に自炊するという意気込みだと、気疲れして続かなかったと思います。

【結論】自炊は大変だがQOLは向上する

1か月続けてみてだいたいは予想通りの結果。

たしかに外食よりは安く済むが色々と勘案すると微妙なところ、毎回食事を用意する大変さを実際に体感しました。

一方、毎食を作る過程で生活感を強く実感できるので、QOL(生活の質)が高まっている感覚を覚えます。しっかりと生活を営んでいるなと。

一人暮らしでコスパを求めるのは難しい

自炊が安く済むかどうかは、本人のスキル次第です。安い食材を駆使しつつ適切に食材管理をして、レパートリーに富んだメニューにできる器用さですね。もちろん料理の腕も問われると思いますけど。

自炊が安上がりと言われても勘違いしてはいけないのが、安い値段で1食分作れるわけではないのです。1度の調理で数食分の量を作れるのが自炊のコスパの良さです。

自炊のコスパの正体

常備菜などをいかにうまく運用していくかが決め手になります。

ちょっと多いけど全部食べちゃうってのは、典型的な自炊がうまくいかない失敗例です。

単純にかかる食費だけでなく、光熱費、調理や片づけの手間と時間のコストもかかっています。買い出しに行く時間やメニューを考るといった見えないコストもあるわけですね。

自炊に励んだ12月と、いつも通りの前の月を比較してみました。

※スマホは横スクロール可

11月12月
食費26,202円12,446円
割合自炊(2):外食(8)自炊(8):外食(2)

確かに半分以上は安くなっているけど、これに食費以外の要素を足したら判断は人によると思います。僕は時間のほうが価値が高いと思ってるので、やはりどうしてもコスパが良かったなとは感じませんでした。

自炊はたまにやるから楽しかった

料理そのものは昔から好きです。しかしたまに作るから楽しいのであって、毎日ともなると状況が変わってきます。

メニューを考える、買い出しに行く、調理する、片づける、食材の賞味期限や鮮度を把握しておく、栄養が偏らないよう気を付ける…。それぞれの負担が小さくても、これらを同時進行的にこなしていかなければいけません

楽しいのは作っている瞬間だけで、それ以外は基本的に面倒なんです。

こういった苦労を知ると、作った人に安易に味の文句を言ったり、晩御飯は”なんでもいい”とか言えなくなりますね(笑)

逆に継続してる中で、食材の旬を意識したり自分なりの味を追求したりといった、新しい楽しさの発見もありました。

もう一つメリットを挙げるなら、自炊をしているというだけで満足度が高い食事になります。たとえ失敗しても、栄養のことを考えていなくても。自分で作った達成感と愛着がその料理に生まれ、心理的に健康な食事になっている気がします

外食も簡単で美味しいのですが「最近外食ばかりでだらしないな、不摂生だな」と罪悪感を感じるくらいなら、一度自炊をしてみると気持ちが切り替わるかもしれませんよ。

これからの自炊のコツ

過去数年の一人暮らし歴と、この1か月の自炊生活の中で見出した自炊のコツがあります。

これから一人暮らしする人や、また自炊を頑張ってみようかなと思う人の参考になるかもしれません。

ちなみに僕は自炊と外食を半々くらいの、無理ないペースで続けていこうと思ってます。

買い物の仕方を考える

作るものをあらかじめ決めてから買うか、適当に汎用性のありそうな食材と調味料を揃えて作りながら考えるか、悩みますよね。

食べたいものを優先しすぎるとまた次いつ使うかもわからないような調味料が残ったり、適当に買いだしてもあるもので作るのは難易度が高いです。

最初はどっちも試して、自分のスタイルに合わせやすいほうでいいでしょう。あるいはスーパーが遠いからなるべく買いだめる、近いならこまめに少量買いと考えてもいいです。

僕は買い物が面倒なので買いだめる派ですが、余りもの食材からなにかメニューを作るのはやっぱり難しい。

例えばキュウリが余ったら【キュウリ レシピ 消費】など、すぐに検索して適当に作っちゃいます。ネット上のレシピ、YouTubeの料理動画、レシピアプリなど活用できるものからどんどん吸収しているうちに、スキルもついてきます。

個人的には「タベリー」というアプリがおすすめ。掲載レシピは基本的に料理のプロたちのものだけで、難易度の易しいものが多い。食材ごとにレシピ検索できるのも便利です。

買い出しのコツ

お腹がすいてるときには買い物に行かないようにします。

空腹状態でお店を見て回ってると、ついそんなに必要じゃない食材やお菓子まで買い込んでしまうからです。

作りすぎない、食べ過ぎない

一人暮らしだととくに実感しますけど、自炊で作る量のごはんは多いですよね。

まず本やネットのレシピはたいてい2~4人分くらいがデフォルトですし、野菜などを1人あたりに換算するとカットした半分を残す必要があったりします。玉ねぎ1個が意外と大きく感じたり、中途半端に残したくなくて具材をぼんぼん入れてかなりの量が出来上がるのもやりがち。

本当に最初のころは「うわ、思ったより多くできたな」と言いながら無理して食べ尽くしていたりもしました。

自炊は安い食費で1食作るのではなく、普通の材料費で2~3食分作るものだと意識しておきましょう。

料理は段取りが重要

テレビの料理番組を見ていると、ガラス容器に食材から調味料の1つ1つまで細かく仕分けて用意されていますよね。

あそこまで丁寧に下準備するのは洗い物が大変ですけど、調理のしやすさは抜群だと思います。それだけ料理は段取りが命なのでしょう。

煮込み、食材の固さ、品数などから手順を逆算していき、調理工程をイメージするとスムーズに進められます。

かなり慣れがいることですけど、段取り次第で調理にかかる時間も大きく変わるんですよね。

日持ちしやすい食材を活用する

料理の幅を広げる乾物や調味料
調味料や乾物は料理の幅を広げる

自炊を始めるとカレー、肉じゃが、生姜焼きなど定番のメインにいきがちですが、それと同じくらい副菜も大事。食卓が一気に華やかに、健康そうになります。

煮物や常備菜など作り置きできるものを多めに作っておけば冷蔵で1週間くらいはもちます。インスタント食品や乾物も日持ちするので使いやすい。

解凍の手間はありますが、食材の冷凍も活用すると自炊スキルはガンガン上がっていきます。

ここまで書いておいてなんですが、男で自炊スキルを高めすぎると結婚できなくなるので、ほどほどに頑張ってください(笑)

【おまけ】1か月1万円生活

1か月自炊をしてみて感じたことや気づいたこと、そこから得られた学びと次に活かせるコツなどを書いてきました。

もう特に書くことがないのですが、おまけとして自炊生活していた1か月の食費をまとめました。

※スマホは横にスクロール可

2019年12月3日8日8日11日12日14日22日31日
食費2,341円1,342円291円400円400円3,758円3,099円815円
合計12,446円

※月末に外食してるのですが、それは交際費として計上し含めていません。

せっかくなら食費を抑えつつ自炊のコスパをより実感できないかと考えてみたのですが、やはり普通に作りたいものを作るようにしました。単純に自炊だけでも結構大変だったのに、食費の調整までするのが難しくてやめました。

また気が向いたら、次回は計画的に「1か月1万円の自炊生活」に挑戦してみようかなと思います。

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