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ミニマリストが感じる物の消費に対する現状と先行き

ミニマリストの物の消費

自分にとって必要な物を見極めて、所有する物を最小限にするミニマリスト。

物の消費に対する考え方もそれぞれですが、時代を通して少しずつ変化をしていると思います。

家庭で必要とされる物が最低限満たされている現代では、所有に対する欲ではなく、自分がどうありたいかへのニーズが高まってきているかもしれません。

ミニマリストらしい物の消費

ミニマリストは自分が好きな物や、本当に必要な物を分かっている人が多い印象です。無駄な物は持たず、無駄な事に時間をかけない。

本来必要ではない物の消費の最たる例が見栄を張る消費です。

みんなが持っているから、高いブランド物だから。人の目を気にして買った物は、主体性がなく物に対する想いにも欠けるので無意味です。

物を物としての本質を失わずに、自分の中で「これが必要、これがいい」と完結できるものが、ミニマリストらしい消費行動でしょう。

物の消費と3つの消費動向

現代では普通の生活を送るうえでの生活用品は、誰もが一通り揃えています。

また、若者の○○離れなんて言われるように、ミニマリストに限らずテレビや車など、その時の生活に必要がなければわざわざ手を伸ばそうとしない人が一定数います。

市場で物の供給が飽和している現代、物の所有がステータスになる価値観は薄れているのかもしれません。

物消費から事消費へ

事消費という言葉はそう目新しいものでもありませんし、ずいぶん昔から言われてきました。

所有する価値ではなく、商品やサービスを通じて得られる無形のものに価値が流れてきました。旅行、教室、エンタメ、ジムなどですね。

特に旅行や文化体験は外国人観光客によるインバウンドが大きいです。魅力的なサービスパッケージにより、消費者が体験や知識を得ることに重きが置かれています。

生活必需品のニーズがなくなることはありませんが、ネット通販が台頭したこともあって、現実ではより一層「事消費」が人々を動かす動機になっています。

ミニマリスト的な価値観では、物を減らした先の生活が重要なポイントなので、無形の商品で経験から自身の思想や知識を高めるのは最適な消費活動です。

事消費をさらに押し上げる時消費

スマホやSNSが普及してから、人々は自身の事消費によって得た体験をシェアする時代になりました。シェアされた人はそれを介して疑似的に体験したかのような満足感を得られます。

そこで事消費の価値をさらに押し上げるべく生まれたのが時消費。音楽フェスやハロウィンの仮装イベントなどですね。

今その瞬間を逃すと同じ体験を味わえないような、その時その場所でしか味わえない体験に価値があります。

この時消費には主に3つの特徴があります。

  1. 限定性
    (場所や期間を限定して他では再現できない)
  2. 主体性
    (消費者自身が参加することに意味がある)
  3. 貢献性
    (主体性に付随して得られた満足感)

簡単に言ってしまえば、SNSなどで他人に共有したときに自慢になるような事が求められています。さらに自身が主体的にその消費行動に関わっていることで意味を持つような瞬間が好ましいです。

自己充足の意味消費

時消費に出てきた貢献性をちょっと深掘りしたものです。

商品やサービスそのものの機能だけでなく、それに付帯する社会的価値に共感する消費行動意味消費と呼びます。

地域貢献、文化継承、環境保全など、消費することでそれらに貢献できるプロダクトに満足感や充足感を得られるようなもの。クラウドファンディング、フェアトレード、オンラインサロンなどがあたりますね。

消費に対する物理的な満足感よりも、精神的満足感が高く熱量のある消費活動が意味消費になります。他者や社会に貢献している実感が、より一層自分の消費活動に意味を与えていることになるからです。

物を買えば豊かになる時代は終わっている

物に対する執着や憧れが薄れているのはミニマリストに限った話ではなく、もっと大きな視点で起きていることでしょう。ミニマリストはそういった消費への価値観の流れが、特に顕著に表れているだけなのかなと思います。

今は物を買えば豊かになる時代というよりかは、社会や他者を巻き込んだ自己充足が重視され始めています。

昔は生活を豊かにするテレビや車のために働く明確な目的がありました。今は働くための分かりやすい目的が失われ、「意味」を探す人が増えたかもしれません。

そのため個人中心だった消費は他者へと向かっていき、その過程にある貢献に意味を見出す活動がこれからの消費の本質になっていくと思います。

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