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【ホットケーキの日】1月25日に読みたい小説を紹介

ホットケーキの日に読みたい本

1月25日といえばホットケーキの日です。「です。」とか言いきりましたけど、初めて知りました。そうらしいです。

1902年1月25日、北海道旭川市で日本の観測史上最低の零下41度を記録。これにちなんで寒い日にホットケーキで温まってほしいと森永製菓が制定したのが1月25日の「ホットケーキの日」です。

ホットケーキとパンケーキはほぼ同じものですが、呼び方で印象も変わる気がします。

Twitter / 日経新聞 記事審査部(校閲担当)

このツイートを見て、温まってほしくて記念日を制定するなら、森永製菓の場合「ココアの日」にした方がよかったんじゃない?なんて無粋なことを考えてました(笑)

後半のホットケーキとパンケーキの名称で印象も変わる気がする、この一文でちょっと思い出した小説があります。

原田マハ作のインディペンデンス・デイという小説です。

インディペンデンス・デイ【原田マハ】

タイトルからして有名なアメリカのスペースSF映画を想像されるかもしれませんが、それとはまったく関係ありません。インディペンデンス(Independence)の「独立」という意味においては、共通するところがありますけど。

話が反れました、紹介したい本の原田マハ作「インディペンデンス・デイ」に戻ります。

本の中身は「独立」に関するテーマの24の短編集で、その中の一編にあるホットケーキについての話が被ったので思い出しました。

ホットケーキとパンケーキの呼び名に強くこだわる女性が描かれている話があって、それが結構印象的だったんですよね。残念ながら詳しい内容は忘れてしまいました(笑)

目に見えない独立がテーマの短編集

「独立」というと何をイメージしますか。

親離れして自立していく子供、会社を辞めて事業を始める、他国の支配から解放されること。こういった類は分かりやすいですよね。

小説で取り上げられている独立は、もっと抽象的で個人の生き方に関わるような意味合いです。

変化のない生活、つまらない仕事、束縛する男、結婚に対する大衆的価値観。そういった個人のライフステージの中にある、なにかしらのしがらみから解放される女性たちを描いた短編集です。

大人になって社会に出ると、何かに依存して生きていくことはできません。かといって何にも頼らずに一人で生きていくこともできない。うまくバランスを取りながら器用に生きていく難しさと面白さを、独立というテーマを背景にうまく表現しているストーリーでした。

それぞれの短編に話の繋がりはありませんが、視点を変えて主人公が入れ替わったりと、短編集として楽しく読み進められる仕掛けもありました。

7月4日に読んでみてもいいかも

アメリカの独立記念日は7月4日なので、そちらにちなんで読んでみてもいいかもしれません。

「独立」という言葉には大層でものものしい響きを感じますが、身近で共感できるような話の筋が多くスラスラと読めるかと思います。

ちなみにホットケーキとパンケーキの話に戻りますが、この2つの違いってなんだと思いますか。

俗的な意味ではホットケーキは甘いスイーツのようなイメージで、パンケーキは欧米家庭の朝食に添えられる甘さ控えめな主食のようなイメージがありそうです。

あるいは、ホットケーキは日本の家庭的おやつで、パンケーキは最近のおしゃれなカフェブームに乗じたインスタ映えスイーツという印象もありますね。

元来は底の平らな鍋(パン)で焼くからパンケーキと呼び、それが日本では訳語のホットケーキとして浸透していったみたいです。

世界的に言葉として通用するのは「パンケーキ」だそうです。

実質同じようなものですが、言葉の印象の違いって面白いもので。パンケーキをホットケーキと呼ばれることを許せない女性が登場する「インディペンデンス・デイ」ぜひ読んでみてください。

24編あるうちのたった1つのストーリーですけど、全部読んでもらっても面白いと思うので、おすすめの1冊です。

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