ライトな記事を更新中|暮らしポスト

引越し見積もりサイトで費用の料金相場を確認し、値引き交渉する方法

引越し費用の料金相場

引越しの見積もりが出たものの料金が妥当なものなのか、価格交渉の余地はあるのかと気になりますよね。

ある程度の料金相場を把握しておかないと、業者に足元を見られるなんてことになりかねません。

引越し料金のおおまかな算出方法と、一括見積もりサイトの有効的な活用から、なるべく費用を抑えて交渉に持ち込む方法を紹介していきます。

引越し料金4つの算出方法

引越し料金は大まかに以下4つの項目を合計して算出しています。

  1. 基本運賃
  2. 実費
  3. 割増料金
  4. オプション料金

1と2は必ずかかる料金ですが、3と4は工夫次第で費用を大きく削減できますね。

それぞれの項目を細かく見ていきます。

基本運賃となる運送費用

基本運賃は引越し距離or必要な時間×荷物の量(トラックサイズ)となります。

国土交通省が提示する「標準引越運送約款」引越し業者による約款を基準に算出しています。よって業者による料金の差異はあるものの、大幅に異なることはありません。

しかし、これらの基準には定められている料金の上下10%まで業者側が自由に設定することが許されています。

https://hitomaga.design/wp-content/uploads/2019/08/alpaca1.png

10%高く設定する業者と、10%安くする業者があれば金額に20%も開きが出ることもあり得ますね。

人件費や梱包資材などの実費

引越し当日の作業員やドライバーの人件費は必ずかかります。梱包資材や段ボールといった実費もかかってきますね。

遠方への引越しの場合は有料道路の利用料金も計上されます。

この項目は引越し業務を行う上で、業者側の必要経費として必ず算出されるため値下げ交渉は難しいでしょう。

荷物の量が多いほど作業員にも人員を割く必要があるので、人件費がかかります。荷物を少しでも減らしたり、自分で梱包資材を用意するなど少しでも作業員の負担を軽くすると当日の人員を減らせるかもしれません。

時期や時間帯による割増料金

引越し当日の日程は、条件によって費用が大きく変わる項目です。ここは必ずおさえておきたいですね。

なにが1番ネックかというと、引越し繁忙期の3月下旬~4月上旬です。閑散期に比べて圧倒的に料金が跳ね上がり、2倍弱になることも。

https://hitomaga.design/wp-content/uploads/2019/08/alpaca1.png

業者のかきいれどきでもありますからね。

また、多くの人は午前中にさっさと引越しを終わらせたいと思うもの。人気の午前中に予約が集中することもあり、午前と午後で料金がかわることもあります。

オプション料金

最後のオプション料金は、引越しに付随する作業を代行してもらう費用が多いです。

オプション
  • 梱包作業
  • エアコン移設
  • パソコンやオーディオ類の設置
  • アンテナの付け外し
  • ピアノ運搬
  • 車の陸送
  • ペットの引越し
  • 不用品処分

自分で手配して済ませればいいのですが、手間がかかったり知識が必要なものがあります。エアコン移設なんて自分じゃできませんからね。

これらも一緒にお願いすると、基本的に委託業者に依頼する形になるので値下げ交渉は難しいです。

意外と費用のかかる項目なので、あてはまるものが多そうなら見積もり時にしっかり確認しておきましょう。

基本運賃の料金相場

引越しにかかる基本運賃について

引越し距離・時間とトラックサイズによる基本運賃の相場を確認していきます。

ある程度の基準を知っておくと、見積り額と相場がかけ離れていないか比較できます。

この基本運賃から上下10%の料金設定が可能になっていることも忘れないように。

引越し距離or必要な時間×荷物の量(トラックサイズ)と前述しましたが、料金設定では「距離制」「時間制」の2つに分かれます。

条件によってどちらの料金制度が適応されるか異なるので、それぞれの特徴と料金相場を見ていきましょう。

距離制による引越し料金相場

転居先が100㎞を超える遠方への引越しを行う場合、距離制が適応されます。

料金加算は下記の通りになります。

※スマホは横スクロールできます。

100㎞~200㎞およそ10㎞ごとに加算
200㎞~500㎞およそ20㎞ごとに加算
500㎞~およそ50㎞ごとに加算

続いて積載量別による距離制の費用相場が下記になります。200㎞以上のマスは、累進加算額(加算区間ごとに料金を合算)になってます。

積載量~150㎞200㎞200~500㎞(20加算)500㎞~(50加算)
1トン26,000円~40,000円31,000円~47,000円1,600円~2,500円4,200円~6,300円
2トン30,000円~44,000円34,000円~52,000円1,800円~2,800円4,600円~7,000円
3トン31,000円~47,000円37,000円~55,000円2,000円~3,000円5,000円~7,400円
4トン33,000円~50,000円40,000円~60,000円2,100円~3,200円5,300円~8,000円

例として700㎞の引越し距離を計算してみます。かなりの長距離引越しになりますが…。

700㎞の例

基本運賃(200km)+20㎞加算(300km分の距離)+50㎞加算(200㎞分の距離)

よって

200㎞+20㎞×15+50㎞×4の計算式が出来上がります。

これに積載量を換算すると1トンから順にこのようになります。

  • 71,800~108,200円(1トン)
  • 79,400~122,000円(2トン)
  • 87,000~129,600円(3トン)
  • 92,700~140,000円(4トン)

引越し業者によっても異なりますが、参考としてこれくらいの相場になります。

時間制による引越し料金相場

転居先が100㎞以内の比較的近場の引越しを行う場合、時間制が適応されます。

料金加算は4時間8時間に大別して、それよりも長い時間を要した場合に加算されるシステムが多いようです。

※スマホは横スクロールできます。

4時間以内
8時間以内1時間超過ごとに加算

続いて時間制による費用相場が下記になります。一番右の列は8時間を超える場合の1時間ごとの追加料金を記載してます。

積載量4時間以内8時間以内1時間ごとに
1トン12,000~18,000円20,000~30,000円2,000~3,000円
2トン13,000~20,000円23,000~34,000円2,200~3,400円
3トン14,000~22,000円24,000~36,000円2,400~3,600円
4トン18,000~24,000円27,000~40,000円2,500~3,800円

ここから引越しに10時間かかった場合を計算してみます。

10時間の例

基本運賃(8時間)+追加料金(2時間分)

これに積載量を換算すると1トンから順にこのようになります。

  • 24,000~36,000円(1トン)
  • 27,400~40,800円(2トン)
  • 28,800~43,200円(3トン)
  • 32,000~47,600円(4トン)

1トンの引越しに10時間もかかることないと思いますが、費用計算の例になります。

繰り返しになりますが引越し業者によっても料金は多少異なるので、あくまでも目安として捉えてください。

トラックの積載量

距離制か時間制のどちらかと、トラックサイズ(積載量)の料金がのってきます。

引越しトラックの標準的な大きさは1トン車~4トン車です。転居先の広さや、荷物の量でトラックの大きさも変わりますね。

間取りとトラックサイズの目安は下記の通りです。

※スマホは横スクロールできます。

1R1トン~1.5トン
1LDK1.5トン~2トン
2LDK2トン~3トン
3LDK4トン~4トンロング
4LDK以上4トン~4トン+2トン

家族構成や家具の大きさ、物の量と要因はいくつもあるのであくまで目安として考えてください。

見積りポイント

訪問見積りの前に、転居先に持って行く荷物を確認しておきましょう。

処分するものが大量にあれば、トラックサイズも抑えることができるかもしれません。

割増料金の相場

引越し繁忙期や午前中といった、時期や時間帯など条件によって割増料金がかかります。

条件はざっくり分けて2つ。

  • 引越し業者が忙しくなるとき
  • 引越し予約が集中するとき

業者側とお客側で視点が違うだけですが、前者は予測可能です。だいたい引越しシーズンが決まってますからね。

後者は例えば、レオパレスの施工不良問題で全国的に多くの人が同時期に引越しを強いられるニュースがありました。

引越し時期による割増料金

3月下旬~4月上旬は引越し繁忙期となり、年間で最も費用が高くつきます。業者にとってもここがかきいれどきですね。

また世間の長期休暇とかぶる7~8月、12月下旬ころも引越しが増えるようです。

割増料金は業者によっても違いますが、3~4月の最繁忙期は閑散期の2倍程度と思ってもいいかもしれません。その他連休など2~3割増し程度が多いようです。

年間の月別費用相場についてこちらの記事でも紹介してます。

3月の引越し 【月別】引越し件数からお得な時期を見極めよう

曜日や時間帯による割増料金

土日祝日は料金が割高になります。休日に引越しを済ませようと思う人が多いので仕方ないですね。

https://hitomaga.design/wp-content/uploads/2019/08/alpaca1.png

会社員は普通は平日出勤しているので、ここの調整は難しいかもしれませんね。

時間帯は一般的に午前のほうが人気なので割増になります。午後10時~午前5時の引越しも深夜で割増になることがあります。

また、特殊な例として北海道や東北の雪の多い冬季引越しが割増になる場合があります。

実費の料金相場

人件費や梱包資材費といった、引越し作業に要する費用です。

作業員が多いほど人件費がかかり、荷物が多いほど資材や手配料がかかってきます。引越し規模が大きいほど膨らむ費用ですね。

人件費

荷物量や転居先の部屋の階数によっても必要人員が変わってきます。

平均人件費

1人あたり

  • 【平日】12,000円~13,000円
  • 【休日】14,000円~15,000円

もちろん時期や業者によって上下するので、あくまでも目安です。

https://hitomaga.design/wp-content/uploads/2019/08/alpaca1.png

ちなみに僕は高校生のころに引越しのアルバイトをやりましたが、だいたい日給で10,000円程度でした。

梱包資材費

引越し梱包資材

多くはダンボールやガムテープは引越し業者からサービスで支給してもらい、自分で梱包作業を済ませます。

しかし荷物が多すぎて資材が足りない場合や、荷物が少なすぎて安いプランを契約すると自分で資材を用意しないといけない場合があります。

  • 業者から購入する
  • インターネットやホームセンターで購入
  • 近くのスーパーでもらう

とはいえ梱包資材費がそう高くつくことはないでしょう。

交通費

交通費が実費で計上されるものは2つあります。

  1. 高速道路料金
  2. 車両留置料金

高速は遠方に引越す場合、有料道路を使用するのでわかるでしょう。

では車両留置料金とは

基本運賃で距離制が適応されたとき、荷物の積み下ろしにかかる時間で加算される費用です。

距離制は100㎞以上からなので、基本的に高速料金と車両留置料金どちらもかかると思っておいたほうがいいかもしれません。遠方への引越しがいかに高くつくか分かりますね。

車両留置料金の相場

  • 6トン車以下で2時間以下
  • 6トン~12トン車で2時間30分以下

この時間を超えなければ費用は請求されません

30分超えるごとに1,500円~2,500円程度の請求となります。

オプションの料金相場

オプション料金は引越し業者のサービスによって内容が様々です。

一様には言えませんが、平均目安として捉えてください。

各オプションの相場

  • ピアノ運搬 35,000~40,000円
  • 車陸送 20,000~25,000円
  • エアコン取り外し 5,000~10,000円
  • エアコン取り付け 10,000~15,000円
  • パソコン設置 5,000円~10,000円

ペットや仏壇などほかにもオプションとなる項目はいくつもあります。

引越し料金の相場を手軽に調べる

引越し時期、距離、荷物の量、家族構成、オプションなど、引越し料金には変動要素が多く定価がありません

異なる条件が多く、業者によっても当然値付けが変わってきます。

いくつもの業者で横断的に見積もりを出して比較検討すれば大枠の費用感もわかってくるので、一括見積もりサイトが最も手軽かと思います。

一括見積もりサイトの流れ

基本的な情報や引越しに要する情報を入力をすれば、ある程度の費用が算出されるので、それをもとに業者を選んで訪問見積もりを依頼するのがいいでしょう。

  1. 現住所と転居先住所を入力
  2. 引越し希望日、人数を入力
  3. 具体的な荷物を入力

かなりざっくりとした流れですが、これで数社の概算見積もりをいっぺんに算出できます。

一括見積もりサイトでの費用相場の調べ方

同条件で3つの一括見積もりサイトから料金相場を調べてみます。

就職のため地方から東京へ300㎞引越して一人暮らしをしよう。

入社式が4月だから3月の下旬(繁忙期)に引越すことが想定される…。

ここから拾い出せるキーワードは「一人暮らし」「繁忙期」「300km」です。この条件の場合に、引越し一括見積もりサイトでの相場を調べてみます。

引越し侍 平均125,000円
LIFULL 平均77,576円
SUUMO 平均94,061円

これで考えてみると頑張れば8万円程度で済むけど、10万円は超えたくないかな程度の相場だとわかります。

一括見積もりサイトでの額はあくまでも概算です。目安だと考えて、そこから業者を絞り込んでいく材料にしましょう。

業者で本見積もりになってからも、一括見積もりの資料が交渉材料になるかと思います。

一括見積もりサイトの選び方

引越し一括見積もりサイトにもいくつかの種類がありますが、基本的に見積もりの精度が違うことはないと思います。

見積もりを出す業者数や特典に違いがある程度で、どうせ比較検討するだけなのでどこで見積もりを出してもさほど差はありません。

サイトによってはキャンペーンを行っている場合もありますが、大きく減額できるほどお得なものはなさそうです。

代表的な3つの見積もりサイトの特徴をあげていきます。

引越し侍

一時期テレビCMが多かった「引越し侍~~♪引越し業者じゃないけどね☆」のやつです。

業界最多の引越し業者277社が登録してるサイトです。登録業者が多くまとめて見積もりを出すので、条件に合う業者が見つかりやすい。

安く見積もってくれる業者を探すならまず利用したいサイトです。

その分登録後の営業電話も多いほうです。

LIFULL

登録業者の中から自分でいくつか選んで、見積もりをだします。

大手引越し業者から、地域密着型の中小業者もバランスよく登録されています。

「○○引越しセンター」と「○○運送」の比較がしたいといった使い方に向いてるので、ある程度業者を絞っている人におすすめです。

SUUMO

他の見積もりサイトは電話番号入力が必須ですが、スーモはメールアドレスのみでもOKです。後から営業電話がかかってくるのが嫌な人におすすめです。

ただし登録業者が50件と少なく、見積もりメールが届くのにも少し時間がかかります。

一括引越し見積もりのデメリット

一気に複数社の相見積もりをとって、ある程度の相場を知りながら合いそうな引越し業者を探せるのは便利です。

一方で一括見積もりサイトのデメリットもあります。

  • 見積もり後の営業電話やメール
  • 登録業者が多くて、なんだかんだ迷う

登録業者が多く結果的に迷ってしまうなら、自分の知っている社名やなるべく大手の会社から絞り込んでいくと失敗が少ないと思います。

一番面倒なデメリットが営業電話やメールですね。これは一括見積もりの性質上避けられないところではあります。

一括見積もりを出したら早々に業者を3つ程度まで絞り込みましょう。それ以外の業者から営業連絡がきたら「もう決まりました」と断ります。

こう伝えればしつこく何度も営業連絡がくることはないでしょう。

引越し見積もり料金を安くするには

引越し料金は見積もりの時点で安く抑えて、価格交渉でも有利に持っていきたいですよね。

見積もり時にいくつかのコツを知っておくと、少しでも費用を安く抑えられます。

見積もりのコツ
  • 3社以上から見積もりをとっておく
  • 価格交渉をする
  • 家具家電など、現状の家の荷物を極力減らす
  • 繁忙期と連休を避ける
  • 時間指定しないか、午後にする

よほどの理由がない限り、引越しシーズンや人気の時期・時間はずらします。これだけで大きく費用が抑えられます。

見積もりは3社以上からとったほうが実際の費用相場がわかりやすくなり、価格競争をさせる交渉材料にもなります。

訪問見積りでの値引き交渉

一括見積もりサイトからいざ業者を選んで、訪問見積もりしてもらうとだいたいサイトで出た金額より高くなります。

https://hitomaga.design/wp-content/uploads/2019/08/alpaca1.png

一括見積もりサイトで自分で登録する内容と、業者に実際に見てもらって見積もりを出してもらうのに差が出るのは仕方ありません。

引越し業者も商売なので、交渉されることを見越して最初の提示額は少し高めに見積もってる場合も多いです。簡単に相手にのまれず損をしないように交渉を持ち掛けましょう。

価格競争させる

最もポピュラーな手段だと、他社と同時に見積もりにかけた価格を引き合いに出して交渉します。なので一括見積もりサイトによる複数社からの見積もりが効果的です。

また、荷物を減らして作業員を減らせないか相談したり、荷物の積み合わせ等で価格を下げられないか交渉するのも有効な手段です。

安い引越し業者を利用するときの注意点

引越し費用は額も大きいのでなるべく安く抑えることを優先しがちですが、安いほどサービスの質が落ちるのも当然です。

荷物の破損や紛失、作業による壁や床への傷、作業員の性格といったところからトラブルに発展することもあります。

https://hitomaga.design/wp-content/uploads/2019/08/alpaca1.png

僕のアルバイト経験からだと、引越し作業に携わる人たちはいかつい人やちょっと怖い人が多かったです…(笑)

大手業者ほどサービスは一定の質というイメージで、大きなトラブルに発展する可能性は低そうです。

中小規模の業者の中には、相場より安いけどサービスはいまいちなところがあります。逆にこちらの要望に親身になって対応してくれる柔軟さが売りのパターンもありますね。

信頼できる業者の見極めが難しそうであれば大手業者にしておくのが無難です。

引越し費用相場を知って料金を安くしよう

引越しする世帯の条件や、業者選び、時期や荷物の量によって費用は異なるので、一概に言い切れない部分は多々ありますが、ざっくりとした費用相場がわかってきたかと思います。

一括見積もりサイトから複数社で相見積もりをとり、業者を絞って訪問見積もりしてもらったら価格交渉に持ち込むのが良い流れかと思います。

実際の見積もり額と相場が乖離して納得できない場合は、なぜその値段になるのか業者に説明してもらって、ほかの業者とも比べてみるといいかもしれません。

引越しは転勤族でなければそう何度も繰り返すものじゃありません。出費も大きくなるため、慎重に選んで納得のいく形で引越しを進められるといいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です